コーヒーの淹れ方
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語源
「コーヒー」はアラビア語でコーヒーを意味するカフワ が転訛したものである。その語源は、元々ワインを意味していたカフワの語がワインに似た覚醒作用のあるコーヒーにあてられたという説と、エチオピアにあったコーヒーの産地カファ (Kaffa) がアラビア語に取り入れられたという説がある。 日本語で書くと「珈琲」である。


代表的な栽培品種

コーヒーの栽培品種アラビカ種 (Coffea arabica) :レギュラーコーヒー用。
ティピカ
スマトラ
モカ (品種) :コーヒー豆の銘柄としての「モカ」とは意味合いが異なる。
ブルー・マウンテン (品種):コーヒー豆の銘柄としての「ブルーマウンテン」とは意味合いが異なる。
コナ
ブルボン
カトゥーラ
ムンド・ノーボ
カトゥアイ
マラゴジッペ
アマレロ


代表的なコーヒー豆
キリマンジャロ(タンザニア)
強い酸味とコクが特長。'野性味あふれる'と評されることが多い、深い焙煎では上品な苦味主体で浅〜中煎りとは違った風味が楽しめる。
コナ(ハワイ島)
非常に強い酸味を持つ全体的にクセの強い風味。ブレンドに用いると良質な酸味が与えられると言われる。
ブルーマウンテン(ジャマイカ)
卓越した香気を持ち、調和の取れた味わい、軽い口当りと滑らかな咽越しも特徴。最高級の品質と呼ばれる。しかしその中でもさらにランク付けされていて、一般に栽培されている標高が高いほど良質だとされている。最もランクが高いのがNo.1である。[2]
モカ(イエメン、エチオピア)
独特の酸味を持ち、甘みとコクが加わる。また、香気に優れる。もっとも古い「ブランド」であり、熱狂的なファンが多く、ひどい人は、1日モカを飲まないとイライラして、発狂するとまで言われる。イエメン産の「マタリ」、エチオピア産の「ハラー」、「シダモ」等が有名。
グアテマラ
酸味とコクに優れ、香気も良好で全体的に華やかさとキレのいい後味が特徴。
ブラジル
酸味と苦みのバランスが良い落ち着いた風味、ブレンドのベースとしても多く使われる。
コロンビア
酸味と甘味を中心とした味わいだが突出せずバランスが良いのでブレンドのベースに使われることが多い。
マンデリン (インドネシア)
スマトラ島産。苦味とコクを中心とした味わい、独特な後味がある。ブルーマウンテンが現われるまでは世界一と評されていた逸品。
トラジャ(インドネシア)
 スラウェシ島産。苦み中心の味で、非常に濃厚なコクを持つ。酸味は無い。カロシ・トラジャもしくは単にカロシという名称が使われることもある。
ジャワコーヒー(インドネシア)
ジャワ島産。苦味中心の味。野生的な苦味と評される。ジャワ島はロブスタ種の主要な産地でもあるためアラビカ種を指す場合はジャワ・アラビカといわれる場合も多い。
ケニア
全体的に強い風味でバランスが良い。ドイツなどヨーロッパで昔から飲まれていた。深めの焙煎が多い。
サルバドル(エルサルバドル)
強く主張する味は無く、全体に柔らかな印象の味わい。
コスタリカ
どちらかというと酸味系で苦味控えめの味わい、軽めでクリアな飲み口。
パプアニューギニア
浅い焙煎では軽くてクセの少ない風味、深い焙煎ではキレの良い強い苦味とコクのある風味。良質な香気も特徴。
キューバ
 ブルーマウンテンに似た軽くてバランスが良い風味と良好な香気が特徴、ドミニカ共和国やハイチなどカリブ海地域の島国産のコーヒーは総じて似た傾向の風味を有する。

〈焙煎〉
直火焙煎
熱風焙煎
遠赤外線焙煎
マイクロ波焙煎
炭火焙煎(日本独自)
セラミック焙煎(日本独自)
過熱水蒸気焙煎(日本独自)



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淹れ方

ドリップ 方式
ウォータードリップ (水出し)
    専用の機材を用い水でコーヒーを抽出する方法。点滴のように少しずつ水を落として抽出するため、1杯辺り8時間程度を目安とする。抽出する器具もインテリアとして活用される。近年、安価な器具が登場し、一般の家庭でも楽しめるまでになっている。オランダ領時代のインドネシアで、ドリップ式では苦みが強く出てしまうロブスタ種のコーヒー豆を飲むために考案されたことからダッチコーヒーとも言う。現在ではアラビカ種の豆にも用いており、繊細な風味を活かすための方法である。
 
ペーパードリップ
    日本で最も普及していると思われる淹れ方。ドリッパ(一種の漏斗)にフィルタ(漉し紙)をセットし、粉を入れ適量の湯を注ぎ、30秒程度蒸らした後に抽出を開始する。ドリッパの湯が完全に切れる前に外すと雑味の無いコーヒーとなる。
前述の手順さえ守れば誰でも一定水準のコーヒーが淹れられるのがこの方式の最大の利点である。
ペーパードリップの方法は、1908年にドイツ人女性メリタ・ベンツが考案した。
抽出穴が1つのメリタ式と3つのカリタ式が存在し、最適なメッシュ(挽き具合)が異なるとされている。一般的に、メリタの方が細挽きで抽出される。抽出法の違いは、メリタ式が杯数分の湯を全量フィルターに投入し滴下しきるのを待つのに対し、カリタ式は湯を投入し続け、フィルタの下のデカンタに杯数分滴下した段階でフィルタをはずし、フィルタ内の抽出中の湯(コーヒー)は廃棄する。従って、カリタの方が経験を要し、味のぶれる要素は大きいとも言える。
サイフォン社のコーノ式やハリオ社の製品等で「円錐ドリップ」と呼ばれるものが普及しつつある、これはペーパーフィルターに折ったときにその形が円錐形になるものを用いそれを円錐形のドリッパーにセットして使用する、ペーパーをセットした際に円錐形のペーパーの先端がドリッパーの穴から少し飛び出すようになるのが特徴でこれにより抽出されたコーヒー液は直接ペーパーの先端部分から容器に落ちる、別名「一点抽出法」、よりネルドリップに近い抽出様式になるように考案されたもの、同じ粗さのコーヒー粉を用いた場合メリタ式やカリタ式よりも湯の透過速度が速い。
その他、ペーパーフィルターを用いた抽出法として松屋式やコーヒーバネット等のらせん状の金属の枠にペーパーをセットして抽出する方法や、一旦必要量の湯とコーヒー粉を容器で混合し、浮いてくる灰汁をすくって取り除いた後に数分置き、それをペーパーで濾して飲むという浸漬式との組み合わせのような方法も存在する。
 
ネルドリップ
    フィルタとして布(綿フランネル)を使用する抽出法。布と紙の材質の違いからペーパードリップよりもコーヒーに含まれる油分がより抽出されるのでペーパーでの抽出に比べてまろやかでボディ感のある味となる傾向がある、また、抽出者の技量に大きく左右される。基本的にはドリッパーを使用しないためにドリッパーが温められることによりある程度抽出液の温度が保たれるペーパー式に比べ抽出時に抽出液の温度が下がりやすい。
一定以上の味を出すにはネルを細心の注意をもって管理する必要がある。使用後のネルはコーヒーの油膜の酸化を避けるため、直ちに洗浄し、冷水に浸けて保存する。臭いが移るのを避けるため、洗浄の際は洗剤の類を使用してはならない。また、新品のネルは抽出済みのコーヒー粉を入れた湯で煮沸し、洗浄後に使用する。
 

エスプレッソマシン/マキネッタ
  高温、高圧をもって一気に抽出するエスプレッソマシンと、飽和水蒸気を使用する直火式のマキネッタがある。詳細はエスプレッソ項を参照のこと。
←エスプレッソロースト
煮沸後濾過
コーヒーサイフォン
  サーバと漏斗から構成され、漏斗部にネル又はペーパーフィルタをセットし、粉を入れる。サーバ部に水をいれ、加熱し、湯が漏斗部に上がったら頃合いを見計らって火から下ろす。
最近、アルコールランプやガスコンロ等を使用する直火式以外に電熱式も普及しつつある。
 
パーコレータ
    コーヒー粉の入った籠状部分に湯を循環させ、抽出する。機材の構造が単純であるため、メンテナンスは非常に容易でキャンプ等で用いられるが、美味しく抽出するのには熟練を要する。







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